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1930年代の版画家たち 谷中安規と藤牧義夫を中心として

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1930年代の版画家たち 谷中安規と藤牧義夫を中心として/ 神奈川県立近代美術館 / 1987年 / 240x250mm / 154p / 図版294点 / ソフトカバー /3,500円+350円=3,850円 ※状態、背近くに少しヤケはございますが、他に目立つダメージはございません。 ●内容 あいさつより 1930年代は、近代以降の日本の版画史において、きわめて刺戟的な時代でした。恐慌と戦争の時代であるにもかかわらず、詩と真実に生き、時代の風景を清新な眼でとらえた多くの版画家たちが出現しています。 谷中安規と藤牧義夫は、たくさんの心ある同志の愛情にささえられて、大胆で鮮烈な作品をつくりました。貧しい生活のなかで鬼気せまる幻想界を描きだした谷中安規と、急速に変貌する大都市東京の相貌を冴えざえととらえた藤牧義夫。この二人の作品は、1930年代の時代状況を非常に興味深いかたちで映しだしています。 また、暗い谷間の時代に、かれらが、詩と真実を求めて参加した『白と黒』や『新版画』という斬新な版画雑誌の存在も忘れることができません。谷中も藤牧も、これらの雑誌とそこに結集した仲間たちにささえられ、あるいは、おたがいに励ましあうことによって、悪 条件下にありながら、その世界を押しひろげ、ふかめることができたのです。 本展では、谷中安規と藤牧義夫の作品を中心に、かれらが交遊した永瀬義郎、恩地孝四郎、平川清蔵、関野準一郎、前川千帆、平塚運一、深沢索一、小野忠重、柴秀夫、清水正博、宇治山哲平といった版画家たちの作品も含めて展示いたします。また、「白と黒」『新版 画」関係の資料もあわせて展示いたします。時代を声低く証言しつづける、これらの貴重な仕事は、あらためて多くのひとを深い感動にさそうこととおもいます。

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